大腸内視鏡検査|神泉青葉台消化器・糖尿病内科|渋谷・神泉の消化器内科・糖尿病・内科

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大腸内視鏡検査

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大腸内視鏡検査

画像強調内視鏡技術(IEE:Image Enhancement Endoscopy)-特殊光(BLI)- を用い、拡大併用内視鏡検査を行います。ポリープが見つかった場合は、その大きさ、形態、拡大内視鏡観察により切除可能か判断します。ポリープが10mm以内、茎がなく平らで、JNET分類*Type 2A以内であればcold polypectomyの対象となります。cold polypectomyによる治療は、小さな病変にしか行えませんが、遅発性の出血や穿孔がほぼない安全な治療と評価されています。これに対し、熱通電を用いたhot polypectomyは、遅発性の出血や穿孔のリスクがわずかながらあり、入院設備のある病院のみで行うことが好ましいと考えます。

*JNET分類:NBI/BLIを用いた拡大内視鏡による分類で、ポリープの血管パターンと表面パターンによりType 1,2A,2B,3と4つに分類する。異形性の度合い・悪性の度合いの目安となる。

大腸内視鏡検査の流れ

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検査予約

大腸内視鏡検査をご希望の場合、事前に外来を受診していただき、診察ののちに予約をします。常用薬とりわけ抗凝固薬、抗血小板薬(血液をサラサラさせる薬剤)の内服の有無、麻酔薬アレルギーの有無に加え、緑内障、不整脈などの心臓疾患、糖尿病、腹部手術歴などがないか教えていただきます。男性の方は前立腺肥大がないかも確認させていただきます。検査前日の食事についてもご説明いたします。

2

検査前々日

普段から便秘がちな方は、就寝前に下剤を服用してください。

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検査前日

精度の高い内視鏡検査を行うためには、大腸内を食物残渣のない状態にすることが極めて重要です。前日の食事については、以下のような注意事項があります。

  • 朝食・昼食・夕食は検査食を摂っていただきます。検査食以外は食べないで下さい(極めて重要です)。
  • 水分は自由です(食物繊維入りは不可)。
    • 検査食がどうしても不可の場合は、おかゆ、うどん、スープ、パンなどを採られてください。
    • 線維が少ないことはとても重要で、ワカメを含む海藻類、キノコ、ヒジキ、こんにゃく、寒天は不可で、野菜、果物、イモ類、豆類も避けてください。
    • 肉類、乳製品は少量なら大丈夫です。
    • 夕食はとりわけ消化の良いもの(うどん、おかゆなど)を少量食べて、早めの午後7時くらいまでに済ませてください。
  • 就寝前に下剤を服用してください。
  • 糖尿病、とりわけインスリン投与中の方はさらに注意点がありますので、事前にご説明します。

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検査当日

  • 朝食・昼食は一切摂らないで下さい。水、お茶は摂取可能です。スポーツドリンク、ジュース、牛乳は不可です。
  • 検査予約来院時にお渡しした下剤を朝7時ぐらいから飲んでください。下剤は最初は15分で1杯とゆっくり飲み始めてください。吐き気がなければ1.5~3時間でなるべく全部(1.5L以上)飲んでください。なお、飲んだ下剤の半分量以上の水を飲んで下さい(1Lの下剤を飲んだところで、一度、0.5L以上の水を飲んで下さい)。数回のトイレで便が水様・透明になれば検査可能です。その後ご来院ください。但し、自動車・バイク・電動キックボード・自転車での来院は避けてください。
  • 常用されているお薬は検査予約時の指示をお守りください。

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検査

検査着に着替え、内視鏡検査用ベッドに横になっていただきます。 鎮静剤と鎮痙剤(腸蠕動を抑える薬剤)を注射し、リラックスした状態で検査を受けていただきます。必要に応じ点滴も行います。

※検査時間:30~60分程度

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検査後

検査終了後はリカバリーベッドで、約45分ご休憩いただき、その後、医師より検査結果について説明があります。 鎮静剤を使用した場合、当日は終日、車などの運転、バイク、自転車、電動キックボードの使用はできません。年配の方の場合は、付き添い、お迎えの方の手配が必要です。

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